しつけの優先順位その3

今までに色々な犬のしつけに携わってきました。

その中で何かしらの問題を抱えてしまった犬の8割が
オビディエンスが出来ない。
すなわち「おすわり」「ふせ」「まて」「おいで」等が出来ないのです。

これらは犬にとって芸ではなく、
犬と飼い主をつなぐ大切なツールであるということを忘れてはいけません。

早くから犬に学習能力をつけさせることが出来、
集中力や我慢を学びます。

特に「呼び戻し」については危険回避はもちろんのこと、
飼い主と犬との信頼関係を築くためにも必ず必要な項目です。

いつでも、飼い主に呼ばれたらアテンションは飼い主に向くことが重要です!
そしてそれは犬にとって喜ばしいことでなければ意味がありません!

え!!
呼んでも来ない・・・!!?

そうですか・・・。??

犬はそこに喜びを感じないのですね・・・??。

まぁ 原因を考えてみればいいんです!

例えば

普段名前を呼んで叱ってる時が多く
まして、犬を呼び寄せて叱ってしまう。

これはついついやってしまう行為ですね。
しかし名前を呼ぶときは褒める時か可愛がる時のみでなければいけません。

また

犬が名前を呼ばれるときはいつも
犬にとって楽しいことが終わってしまう時である。

犬がおもちゃで遊んでいるときに名前を呼んで終わらせたり

ドックランなどで楽しく遊んでいても名前を呼ばれて飼い主のところに
戻ればリードを繋がれ終了になってしまう。

こんな事がありませんか・・・?

犬の遊びの終了は言葉を決めてその言葉を合図とすればいいですし
ドッグランなどでは黙って犬に近づきリードをつければいいんです。

もし、呼び戻しをしたいときはいつでも遊びが終了するのではなく
犬を呼んでそばに来たら沢山褒めて
もう1度「さぁまた遊んでおいで〜」と解放してあげる。
ことをちょくちょく練習してみましょう。

犬は飼い主さんに呼ばれても楽しいことが終わらないと学べば
ちゃんと来るようになります。

もう一つ、
呼び戻しをするときには決まった1つの言葉を決めます。
そして必ず失敗しないように練習する必要があるのです!

名前の後に「来い!」「おいで!」「カム!」など
もうすでに使っているが来ない場合はその言葉に嫌な印象がついているので
新たに違う言葉で練習しましょう。

犬が何かに夢中になっているときに呼んでしまうと必ず失敗につながります。
なるべく呼んだら1回で来るように工夫して練習してみてください。

くれぐれも練習は家の中からですよ!遠くから呼ばないでくださいよ〜
短い距離から始めましょう!

犬にとって名前を呼ばれたら必ず100%良いことが起きなければいけません。

飼い主に呼ばれること、触られることが大好きな犬は
とても幸せです。

犬が心も体も飼い主に委ねるようになるには毎日のプロセスを大切にしてください。

飼い主と犬との共通語を沢山作ることはとても重要なのです。

もし外で気になるものを犬が見つけたとしても、
あなたが名前を呼べば犬はアイコンタクトをとって
安心して指示に従います。

そしてその指示に犬が自ら自発的に喜んで行動していれば
あなたと犬とのプロセスは大成功といえるでしょう。